この文書は、携帯電話「Vodafone 705SH」(SLIMIA)を使っていて気づいたことや、関わりのある情報を集めて書き留めたものです。「Vodafone 705SH」あるいは「SoftBank 705SH」を使う上での手掛かりにはなるかもしれませんが、確かさを裏付けられる文書ではありません。
一度電源を入れ直す。それでも直らないときは電源を切ってから電池パックを外し、数分してから入れ直す。少しでも動作に不安を感じたら一旦電源を入れ直したほうが良い。
アプリなど、マルチジョブで何らかの機能を使ったままになっているので、その機能を終了させる。
画面の明るさを「1」、Bluetoothを「OFF」に設定する。できれば電波状況の良い所で利用する。電池を充電するときは電池を使い切った後で完全に充電する。
microSDは頻繁に付け外しをして使うものではない。他の携帯電話とデータをやりとりする場合は、メール、赤外線通信、Bluetoothを使う。パソコンとのやりとりは、携帯電話用USBケーブルを使う。
電池カバーの全体に手を添えて下へ引っ張る。または、電池カバー上辺の左と右あたりに爪を掛ける。
コネクタを使うときは、カバーを回転させる。
通話中に[メール]キーを押せば、メールやアドレス帳を確認する為のメニューが開く。
通話中にセンターキーを押せば、705SHがハンズフリー(スピーカーホン)の状態になる。もう一度押せば元に戻る。
通話中に本体側面の[▲][▼]キーを押して調整できる。
通話中に[ウェブ]キーを押す。
通話時間お知らせ機能を設定でOFFにする。
「留守番サービス」や「全着信規制」を無効にする。「転送サービス」や「留守番サービス」、「簡易留守録」の応答時間を0秒以外に設定する。
「簡易留守録」の「音量設定」を「サイレント」にする。
留守録には、ソフトバンクのセンターに録音される「留守番サービス」と、705SH本体に録音する「簡易留守録」の2つがある。「留守番サービス」と「簡易留守録」の優先度は、各設定の応答時間設定に依る。705SHが圏外や電源OFFの時は「留守番サービス」が機能する。
他の処理を実行している時に着信すると、出荷時初期設定の着信音が流れる場合がある。また、カスタムスクリーンを設定すると着信音も変更される場合があるので見直す。
[メール]を長押しすると、メールを書き途中にして受信ボックスを開ける。メールを読み終えたら、[Clear]を押して書き途中のメール画面に戻る。
文字入力で変換未確定のときに[受話]キーを押すと同行文字の逆送り。変換を終えた状態で[受話]キーを押すと、消した文字を復活させる。
入力モードを区点モード(区)にして、4桁の数字を入れる。数字に対する記号は、705SHの取扱説明書にある「区点コード一覧」を参照。
メールに添付されたテキストファイル(.txt)は、その文字符号化方式がISO-2022-JPでなければ正しく読めない。
待受画面にしておかなければ、本体を閉じていても「メールお知らせ設定」に準じた動作しかしない。
基本的には、メールアドレスを使ってMMS(S!メール)を送れば問題ない。ただし送り先がソフトバンク(ボーダフォン,J-Phone)の携帯電話ならば、電話番号でMMS(S!メール)を送ったり、SMS(電話番号で送り合う短い本文だけのメール)を送ったりできる。料金はプランで異なる。
ウェブの設定にある「Cookie」や「製造番号通知」をONにする。
待受け画面で[ウェブ]キーを長押しして表示されるメニューにある。
メールや画像の表示中に[*]キーで前のデータ、[#]キーで次のデータが表示されるので、いちいちリストに戻らなくていい。
センターキーで簡易拡大、[ウェブ]キーで回転表示。
アプリの操作中や動画の再生中でも[マナー]でマナーモードに切り替えられる。
音楽再生中に[終話]を押せば音楽を再生したまま待受画面に戻るので、他の操作ができる。
着信音に設定できるのは、300キロバイト以下のSMAF(.mmf)形式。着ビデオに設定できるのは、3メガバイト以下の3GPP(.3gp)形式。
マナーモードを解除した上で、音声設定や再生画面で音量を調整する。
ファイル形式が「AAC」であることを確かめる。もし「セキュアAAC」の場合はパナソニック製のセキュア対応製品だけを使って正しくセキュアを維持できていなければならない。なお「iTunes Store」の配信で買った音楽は「FairPlay」という著作権保護があり基本的に再生できない。
アーティスト名は、「AAC」ではなく「セキュアAAC」を再生した場合にだけ表示される。
ファイル形式が「3GPP」(.3gp)、動画形式が「MPEG-4Video」、音声形式が「AAC-LC」、解像度が「QCIF(176×144)」または「QVGA(320×240)」、ビットレートが動画と音声の合計で640キロビット以内であることを確かめる。フレームレートは、解像度が「QCIF」なら30fps以内、「QVGA」なら15fps以内であること。
Apple社の「QuickTime Player」をダウンロードしてパソコンにインストールする。もし「iTunes」が使えるならば、既にインストールされている。
携帯電話用USBケーブルを用意する。705SHを「カードリーダモード」にしてからケーブルを接続すれば、パソコン(Windows Me以降またはMac OS X)にソフトを入れなくても、パソコンから外部メモリーとしてmicroSDカードにアクセスできる。705SH本体のデータをパソコンに移したければ、一旦データをmicroSDカードに移してから「カードリーダモード」でアクセスすると手早い。
パソコンがWindowsであれば、予め「ハンドセットマネージャ」をパソコンにインストールして使えるようにしておく。それから705SHとパソコンを、オプションの「ZTFE01」または市販の携帯電話用USBケーブルで繋ぐ。そして「ハンドセットマネージャ」からアクセスする。
パソコンがMac OS Xであれば、Bluetoothを使う。最初に705SHのBluetoothを有効にしてから、Macの環境設定にあるBluetoothの設定で705SHを認証する。認証を済ませれば「デバイスをブラウズ」でアクセスできる。
メニューの「外部接続」から「メモリーカード」を開き、「バックアップ」にある「メモリーカードへ保存」でmicroSDカードにデータを一括バックアップできる。
参考までに、Apple社の「iTunes」を使って「AAC」形式の音楽ファイルを作る方法を記す。
参考までに、個人が作って無料で提供している「携帯動画変換君」をWindows XP上で利用した方法を記す。
705SHのBluetoothには、以下のプロファイルを持った機器と対応している。使う前に一旦相手の機器を登録(ペアリング)しておく必要があるが、一度登録しておけば次からはすぐに使える。赤外線通信と違って相手の機器に705SHを向ける必要は無いが、10メートル以上離れると通信しづらくなる。
なお705SHは、音楽をBluetoothのステレオ・ヘッドフォンで聴くためのプロファイル「Advanced Audio Distribution Profile (A2DP)」には対応していないので注意。無線でヘッドフォンを使うには、市販の外付け機器が要る。
撮影、編集できる3GPP形式の映像形式はMPEG-4かH.263、音声形式はAMR。なおQVGAの場合には映像形式はMPEG-4となる。microSDを入れていない時は、動画撮影は最長30秒〜1分の3GPP(SubQCIF,QCIF)、ボイスレコーダーの録音は最長3分。