この文書は、2012年~2014年に発売されたペンタックスのレンズ交換式デジタルカメラ「PENTAX Q」シリーズの情報を書き留めたものです。
ペンタックスQシリーズのボディは、PENTAX QからQ-S1まで、およそ一年ごとに新製品が発売された。2014年のQ-S1を最後に、シリーズの新規製品は発売されていない。基本的な大きさや重量、操作性、対応バッテリーや周辺機器はほとんど変わらない。一方、センサーの大きさ、機能の追加、ボディ外装に違いがある。
ボディは撮像センサーの大きさで2種類に大別できる。初代QとQ10は1/2.3型、Q7以降はそれより大きい1/1.7型のセンサーを搭載しており、同じレンズでも焦点距離(写る範囲)に違いが出る。
ボディ名 | 発売日 | センサー | ボディカラー | FW |
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PENTAX Q | 2011年8月 | 1/2.3型 | 2種 | 1.14 |
PENTAX Q10 | 2012年10月 | 100種(グリップ5×ボディ20色) | 1.03 | |
PENTAX Q7 | 2013年7月 | 1/1.7型 | 120種(グリップ6×20色) | 1.01 |
PENTAX Q-S1 | 2014年8月 | 40種(ボディ5×フロントシート8色) | 1.00 |
※FW:最新ファームウェア(公式サイトのダウンロードページにリンク)。
本体セットの種類は「01レンズキット」「ダブルレンズキット(01,02レンズ)」「02レンズキット」の3種。この初代Qのみボディ単体の販売がない。小さいのに本格派という高級路線で発売当時のレンズキットは7万円前後。しかし画質や用途は小型さゆえにコンパクトデジカメに近く、高価なオモチャの域を出なかった。Q10の発売後は随分と値段が下がってお買い得だったが、在庫の少ない現在は値上がりしている。
後継機のQ7が発売された後も、相対的にレンズ各種を望遠寄りで使える価値がある。Q10以降の本体セットは「ボディ単体」「ズームレンズキット(02レンズ付)」「ダブルズームキット(02,06レンズ付)」の3種。発売当時のボディは3万5000円前後、ズームレンズキットが5万円前後。Q10の廉価さに加え、Q10発売時には初代Qが半値近くまで下がり、Qシリーズ全体が値ごろで遊べるオモチャに変化した。
撮像センサーの大型化は初代Qの頃から想定されており、1/1.7型の裏面照射センサーの調達を見計らった満を持してのもの。なお発売時の価格はQ10の発売時より僅かに高いが、大きくは変わらない。
発売時の価格はQ7の発売時とあまり変わらない。ボディ外観のほかは変化がほとんど無い。なお、Amazonで購入する場合は、ボディの色によって価格が異なる点に注意。
Qマウントレンズ(PENTAX Qシリーズのボディに装着できる専用レンズ)は、高画質志向の高性能レンズシリーズに4本、安価で趣味志向のユニークレンズシリーズに4本があり、計8種類が発売された。高性能レンズシリーズが対応する焦点距離は、35mm換算で17.5mmから207mm(初代QとQ10では21mmから249mm)であり、超広角から望遠までが一通り揃っている。
レンズ名 | シリーズ | 35mm換算(mm) | 開放絞り | 最短撮影距離 | FW | |
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Q, Q10 | Q7以降 | |||||
01 STANDARD PRIME | 高性能 | 47 | 39 | F1.9 | 20cm | 1.01 |
02 STANDARD ZOOM | 高性能 | 27.5-83 | 23-69 | F2.8-4.5 | 30cm | 1.01 |
03 FISH-EYE | ユニーク | 17.5 | 16.5* | F5.6固定 | 9cm | 1.00 |
04 TOY LENS WIDE | ユニーク | 35 | 33* | F7.1固定 | 7cm | 1.00 |
05 TOY LENS TELEPHOTO | ユニーク | 100 | 94* | F8固定 | 27cm | 1.00 |
06 TELEPHOTO ZOOM | 高性能 | 83-249 | 69-207 | F2.8 | 1.0m | 1.00 |
07 MOUNT SHIELD LENS | ユニーク | 63.5 | 53.0 | F9固定 | 30cm | 1.00 |
08 WIDE ZOOM | 高性能 | 21-32.5 | 17.5-27 | F3.7-4 | 25cm | 1.00 |
※FW:最新ファームウェア(公式サイトのダウンロードページにリンク)。
* Q7以降では表記載の焦点距離相当にトリミング処理される。
※ペンタックス報道資料と取扱説明書より作成。
QマウントはPENTAX Qのために設計されたマウントで、Qの発売当初に01から05までの計5種類のレンズが用意された。それから一年経った2012年11月に06、2013年12月に08が発売され、広範囲の焦点距離に対応した。
高性能レンズシリーズのレンズは、QSFS(他社機のフルタイムMFに相当)に対応しており、シャッター半押しでAFした後にフォーカスリングでMF操作が可能。またKマウント機のキットレンズ(DA L)はQSFSが省かれた廉価版だが、Qシリーズのキットレンズは単体販売のレンズと同じである。
ユニークレンズシリーズは、高性能シリーズと違ってシャッターを内蔵しておらず、Q本体の電子シャッターを用いる。このため、速く動く被写体を撮ると斜めに歪んで映ることがある。また固定フォーカスの07レンズを除いては、マニュアルフォーカスである。
ボディによって備わる撮像センサーの大きさが違うため、レンズ焦点距離の35mm換算倍率は、QとQ10では約5.5倍、Q7以降では約4.6倍となる。ただしユニークレンズの場合、Q7以降ではクロップされ、この通りにはならない。
なおQシリーズは当初からセンサーの大きさにバリエーションが想定されていたため、Qマウントレンズは製品名に焦点距離の表記が無い。その代わりに、01、02…と製品を判別できる番号がついている。
2013年の08を最後にペンタックスQシリーズの製品は発売されておらず、本体同様にレンズも店頭で新品を購入することは年々難しくなっている。また、通販サイトでも純正品の在庫がなく、フードなどは互換品しか手に入らない状況になっている。
単焦点だが撮りたいものが自然に収まる使いやすい画角で、単焦点ゆえに画質も良い、Qシリーズの基本レンズである。高性能レンズシリーズでは最短撮影距離が最も短いため、ブツ撮り(物を撮る)やマクロ撮影にも向く。専用純正フードは、この01レンズ用のみメタルフードで、型番は「MH-RA40.5」。
標準ズームレンズ。準広角から少し遠いものまで対応でき、使い勝手が良い。Q、Q10での画質はいまひとつだが、Q7以降で真価を発揮する。専用純正フードは2つあり、QとQ10用に当初から存在する「PH-SBA40.5」と、Q7以降用の「PH-RBB40.5」がある。前者をQ7以降で使うと四隅がケラれるので、ボディにあったものを選ぶこと。
発売当時の実勢価格8,000円ながら、そこそこの画質で本格的な魚眼を手軽に楽しめる。Qシリーズを楽しむなら必携。
04はトイレンズ風の標準域レンズ、05は望遠レンズ。トイと銘打ちながらもそこそこ写るので、デジタルエフェクトを併用して楽しむとよい。
望遠ズームレンズ。手動ですばやくズームでき、F2.8通しで明るく撮れるなど、安価ながらコンパクトデジカメにはない利点を持つ。フォーカスリングの動きが02と比べて明らかに軽すぎるのが難点。専用純正フードは「PH-RBA40.5」。
Qマウントレンズで最も薄い。携帯時に常に装備しておきたいレンズと言いたいところだが、被写界深度が狭く使いこなしは難しい。
広角ズームレンズ。価格が他の高性能レンズシリーズの倍程度なのは難点だが、このサイズと軽さで端整な広角撮影を楽しめるのは魅力的。標準の画角に加え、狭い空間を広く撮ったり、大きな建物を近くからでも丸ごと撮れる。専用純正フードは「PH-RBF49」。
2013年12月発売当時の実勢価格は5万円前後(デジカメWatchの記事より)。2016年5月時点ではヨドバシ.comで税込37,530円であった。2023年4月現在、中古で8万円程に高騰している。
PENTAX Qシリーズ最大の利点は、本格的なのにボディもレンズも小型なので日常的に持ち出せること。どのレンズを持ち出すか悩まずに全部持ち出せばよいし、撮影現場でのレンズ交換もしやすい。旅行やイベントといった特別な機会だけでなく、いつでも持ち出して日常のシャッターチャンスにも対応できる。
一般的なコンパクトデジカメやスマートフォンはズームの微調整をしにくいが、Qシリーズではズームとフォーカスをレンズのリングで思い通りにすばやく調整できる。ボディにはホットシューもあるので、市販のオプションや本格的なストロボも取り付けられる。ダイヤルをカチカチと回して、小型ながらカメラらしい操作感覚まで楽しめるのも魅力だ。
Qシリーズの生産が終了した現在では分かりにくいが、他のミラーレス機に比べると、多様なレンズを買い揃えて楽しむのに金銭的負担が少ないのも利点であった。レンズ8種合計の実勢価格が、2014年10月時点では約12万円。2016年4月時点では約10万円以下。2017年頃になると約8万円まで下がった。「せっかくレンズ交換ができるカメラを買ったけど、レンズが高くて買えず、交換して楽しめない」というレンズ交換式カメラの難点を、Qシリーズに特化したコンパクトなレンズ設計と、純正のトイレンズを用意することで解決したのだ。
撮像センサーがコンパクトデジカメと同じなので、他のミラーレス機が備える画質までは期待できない。特にセンサーの小ささに起因する回折現象の起きやすさ、白飛びと黒つぶれ、暗所ノイズへの耐性など、カメラ上級者からは限界が見えやすい。ただしL判に印刷したりSNSやブログに載せるなど趣味で楽しむには、問題のない画質である。
また実際の焦点距離が短いのでボケ量が少なく、ポートレートなどで背景を意図的にボケさせる撮影は難しい。Qシリーズは背景を画像処理でボケさせるBCモードを備えているが、画像処理ゆえの癖があり、本物とはどうしても勝手が異なる。
他には、小型ボディゆえに充電池が薄く、Qの仕様ではフラッシュなしで約250枚撮影と電池切れも比較的早い。ミラーレス機の宿命として連写中に画面が写らなくなり被写体を追いにくいことにも要注意。
Qシリーズの最終機種はQ-S1である。センサーサイズの違いを除いては、過去の機種にある基本機能を全て含み、性能も高い。Q-S1までは1年ごとに新しいボディが発売されていたが、Q-S1を最後に後継機は存在しない。今からQマウントを楽しむならQ-S1を選んで差し支えない。
余談だが、Qシリーズが3年で終了したのは、Kマウントや645マウントなど複数のシリーズを抱えるリコーが、縮小傾向にあるデジカメ市場を鑑みてQシリーズの開発を中断したものと思われる。しかし発売された製品だけでもQシリーズの魅力は充分に楽しめる上、このサイズの本格的なデジカメは唯一無二である。
Qシリーズを初めて買う場合、ボディと2つのレンズのセットは圧倒的に得である。Qならダブルレンズキット、Q10以降ならダブルズームキットとなる。どれも2つのレンズ代でボディがオマケでついてくるような値段になっている。Qのレンズは小さくて、いくつものレンズを気兼ねなく持ち出せる。その性質を活かすためにも、余程の理由や新型ボディの買い足しでもなければ、レンズが2つついてくるキットを選んだほうがよい。
上記の解説は2017年頃のものである。発売から年数が経ち新品の在庫が希少になった結果、価格の傾向も変動的である点にご注意いただきたい。
Qシリーズのボディには共通の純正充電池(バッテリー)「D-LI68」が使える。小型ゆえに電池切れが早めなので、予備の充電池を買っておくのがおすすめ。自己放電は比較的緩やかなので、フル充電したものをいつもバッグに忍ばせておくと安心だ。
またQシリーズではハイビジョンの動画も撮影できるが、そこで重要なのがSDカードの書き込み速度を示す「クラス」だ。書き込み速度が遅いと記録が間に合わず動画撮影が中断されるおそれがある。クラス6以上のSDカード(もしくはSDHCカード、SDXCカード)を選ぼう。ちなみにSDカードの容量は、パソコンなどにバックアップする機会を忘れないためにも8ギガバイト程度がおすすめ。SDカードは書き込んでから数年でデータが消える場合があるためだ。
Qシリーズならではの撮影を楽しむなら「03 FISH-EYE」レンズは是非持っておきたい。一般的には数万円以上する魚眼レンズも、Qなら1万円以下で楽しめる。もちろん小さいので、他のレンズと一緒にいつでも持ち歩ける。03レンズはQシリーズの持つおもしろさの象徴的な存在である。
なお、アクセサリー類はインターネット通販で買っても良いが、ボディとレンズは長期保証などが手厚い家電量販店での購入も検討すると良いだろう。
トイレンズは、目盛りとフォーカス位置の関係を大まかに把握しておくと、キャップをはずすときにフォーカスを合わせるなど、スムーズに使える。正確に合わせたいときは、QのMFアシスト機能を使うと良い。しっかりフォーカスを合わせると、トイレンズながら案外くっきりと写る。
例えば03レンズの場合、個体差があるかもしれないが至近距離でなければ左から大きな目盛り1つ分くらいの箇所で概ねピントが合う。
JPEGモードで撮っていても、撮った直後に再生モードに切り替えてから露出補正ボタンを押すと、RAWで保存しなおせる。画像を後でじっくり調整したいと思ったときにオススメ。
通常はシャッターボタンを押すと必ずオートフォーカス(AF)が作動する。しかしマニュアルフォーカス(MF)を主に使い、必要なときだけAFを使いたいときは、設定画面で「フォーカス設定」を「AF」に設定、「グリーンボタン」を「AF作動」に設定するとよい。この設定により、シャッターボタンを押してもAFは作動しなくなり、いわゆる親指AF状態となる。なお「フォーカス設定」を「MF」にしていると、グリーンボタンでもAFが作動しなくなるので注意。また、シャッターボタン半押しによるAFと同様に、フォーカスが合う前にボタンから指を離すとフォーカス動作が解除されてピンボケ状態になる。
オートフォーカスが上手く合わないときは、一旦縦構図にしてオートフォーカスを合わせてから構図を戻して撮る。コントラストAFの特性により、平積みの本など、水平の線しかない構図ではピントを検出できないため。
取扱説明書の通り、BCモードではフォーカス後にカメラを動かさないように注意。画像のどこをボケさせるかの処理をAF時に行っているらしい。中央焦点でフォーカスを合わせてから構図を決める方法をBCモードで使うと、画がかなり不自然になってしまう。AFエリアをセレクト設定して使おう。
充電池は出先で交換するときなどに、どれが電池切れでどれが充電済みなのかわかりにくい。そこでマスキングテープに番号と購入日を記入して貼っておくとよい。
番号順に使用し、電池切れになったら充電して予備にする。購入日は劣化を計る目安になる。
レンズがよごれたり、ほこりが気になったときにすぐ掃除できるよう、小型で安い掃除道具セットを揃えておくとよい。Qは小さいので、大きなものを揃える必要はない。ほこりをブロワーで吹き飛ばし、レンズをクリーニングペーパーと液で掃除する。小さなブロワーはカメラ以外にも何かと役立つ。
高性能レンズシリーズのレンズにはレンズフィルターを装着できる。装着できるレンズフィルターの径は、レンズ01、02、06が40.5mm径、レンズ08が49mm径となる。レンズフィルターを使うと、デジタルフィルターだけでは不可能な撮影ができる。
フィルターとは別のものだが、フィルターと同じようにレンズに取り付けることで撮影時のレンズを保護する。レンズ表面へのダメージを減らせる。家電量販店でレンズを買うときにセットで買う人も多いかも。ただ、もともとレンズにコーティングがしてあるので要らないのでは、という意見もある。
01、02、06レンズの40.5mm径に合うフィルターは少ないので、品揃えの多い49mm径以上のフィルターを装着するためにはステップアップリングを使う。49mm径のフィルターを揃えておけば、08レンズにはステップアップリングなしで装着できる。
回転させて反射を制御できる。水面やガラスの反射光などを抑えられる。Qには純正のPLフィルター「100 PL FILTER」が用意されているので、01、02、06レンズにはそれを買うとよい。ただしQ7以降のボディで02レンズに「100 PL FILTER」を使うと広角側でケラレが生ずるので要注意。
長時間露光により、人の写らない街の風景を撮れたりする。高性能レンズシリーズ自体にNDフィルター機能がついているので、それでも足りないときに使用する。Qのバルブ撮影が最長32秒なので、その点には注意。もちろん三脚が必要。Kenko TokinaのNDフィルターが49mm径からあるので、08レンズにはそのまま、01、02、06レンズには40.5→49mmのステップアップリングで装着できる。
平たく畳める小型スタンド。品名は「797 Modopocket」。重量感があり、Qなら問題なく使える。残念ながら生産終了となっており、量販店などで在庫を探すしかない。後継モデルは、安価だが少々不恰好な「MP1-C01」。Qはメモリーカードとバッテリーを左右から挿入するので、このようなミニ三脚を付けっぱなしにしやすい。
変り種の三脚としておなじみのゴリラポッド。Qを柵や本棚などにくっつけてインターバル撮影をするなど、あちこちに掴ませて遊べる。水平をとるのが難しいので、あくまでも特殊な状況向き。ゴリラポッドには大きいタイプもあるが、Qは小型なので小さいタイプで間に合う。
ホットシューに付けられる小型の水準器。ローアングルから撮るときの目安にはなるが、液晶画面を見ているときは見づらいので、実用性は高くない。値段は470円と安いので、ホットシューに何も付けないときのオマケと考えるのが妥当か。
ホットシューに付けられるカメラ用の外付けドットサイト。オリンパス製だが汎用ホットシュー対応なのでPENTAX Qでも問題なく利用できる。開くと赤い照準が表示され、対象を見失わずに狙いやすくなる。使わないときは畳める。連写や望遠のときに液晶画面では対象を見失いやすいので、その対策として役立つ。
Qに装着すると少し大きく感じるが、重量は電池込みで72グラム程度と軽い。ホットシューに装着してダイヤルを回してロックする。装着時の左側下部に照準のOFF/5段階の明るさ調整ダイヤルがあるほか、畳むと自動で照準表示がOFFになる。照準の位置は下部手前左右にある2つのダイヤルで細やかに調整可能。防滴仕様なのも心強い。電源はコイン型リチウム電池CR2032(1個)で、新品にはテスト用電池が添付されている。電池交換は、ペン先などでロックを押しながら蓋をずらして外す方法なので、誤って蓋が外れることがなく、かつ特別な工具は不要。
布製ケースが付属しており、このケースにはマジックテープで開いてストラップ等に付けられる小さなループが縫い付けられている。
本品唯一の難点は、本品をホットシューから取り外すときに、照準位置調整ダイヤルに触れて回してしまいやすいこと。しかし、照準の調整にも工具が要る重くて角張った類似製品とは異なる、カメラ向けの製品だ。
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以下の表は、ファームアップ時のQの設定が初期化されることに備えて作成した、設定をメモするための表である。OpenOffice.OrgやMicrosoft Excelで使用する。